コルク
    

2006年夏 タイ


【3日目】

タイ3日目。

今日はチャオプラヤ川をクルージングでさかのぼり、バンパイン宮殿・アユタヤ遺跡の見学。
朝8:00クルーズの船に乗る。

中で食事が出来たりという事なのでどんな感じの船かと思っていたが、これがなかなかきれい
な船で快適なクルーズの旅となる。3時間半、川をひたすらのぼる優雅なひととき。
途中ワット・アルンや王宮、シンハービールのビール工場などを対岸に見る。
ウェルカムドリンクの紅茶をいただき、のんびりと。

11時頃になると昼食が出てくる。ビュッフェ形式のもので、トムヤムクンなどもあり、タイ料理を
堪能。船で出る料理なんてと思っていたが、これがなかなか。結構おいしくいただけた。

        クルーズ船


      シンハービールの工場


       ビュッフェの料理               料理(こんな感じ…)
  

12時ちょい前、船は到着。
例のリムジン(?)が先回りをしていてくれ、それに乗り、バンパイン宮殿へ。
この宮殿は王族の避暑地として使われているとの事。中には中国風の建物などもあり、さま
ざまな建築物がある。今では王妃さまが時々夕食を食べにやってくるとの事。(なので、一般
公開は15時までとの事)

    バンパイン宮殿(工事中…)


その後アユタヤへ。
アユタヤにはいたいるところに遺跡がある。もともとはいろいろな寺院であったのだが、1767
年にビルマ軍に侵略されほとんど破壊されてしまった。いたるところに朽ち果てた建物や首
を取られてしまった仏像などがある。

      アユタヤの寝神仏             ワット・ヤイ・チャイ・モンコン
  

     ワット・プラ・シー・サンペット1         ワット・プラ・シー・サンペット2
  

各所遺跡を見た後、お待ちかねの象乗り体験に。
昔の王様は像に乗って移動していたという事なので、さぞかし良い乗り心地なのかと思ったが、
正直微妙。イメージ的には縦に揺れるのかな?と思っていたが、象の場合前後に揺れる。座る
シートが良ければ違うのかもしれないが、昔の王様は忍耐強いのだなぁと思った。
でも、さすが象。視界も高く、どっしりとした足取りで進む感じは、他には味わえないものである。

       アユタヤの象


象乗りを終え、タイ式マッサージへ。ツアーのプランでついているのは30分の足マッサージだけ
なのだが、どうせここまで来たのでという事で追加料金(600バーツ)を払い、1時間のタイ式全身
マッサージを受ける。はい、なかなか気持ちが良かったです。以前日本でも受けた事があるのだが、
正直さすが本場とう感じではなかった。でも、一度は本場で受けてみる価値はあるかと。なにせ、
観光地価格でも、日本よりはずっと安いので。

そして今宵の夕食へ。
チャオプラヤ川沿いのレストランでタイ料理を。
地元のレストランという、ちょっと殺風景な感じのところ。でも、東南アジア風の川沿いの景色を見れ
ながらの夕食。旅の風情には良い感じ。

       夕食                      夕食のレストラン
  

夕食を済ませ、今日の最後のテーマである、アユタヤ遺跡ライトアップへ。
昼間と違い中には入れないのだが、遠めに見るライトアップされた遺跡は何とも幻想的なもの
であった。名物なのか、観光客はすごくごった返していたが・・・。

     アユタヤ遺跡のライトアップ


アユタヤ遺跡を後にし、バンコク市内へ戻る。
今晩はこれでツアーはおしまいなのだが、昨日添乗員さんにタイ名物「ニューハーフショー」を
申し込んでもらっていたので、その会場へ。
本来ホテルまで送ってもらうところなのだが、そのオプションをお願いしておいたので、市内の
駅でクルマを降ろしてもらう。

BTS(スカイトレイン)の駅を乗り継ぎ、目的地近くの駅へ。
まだ始まりには時間もあり、その駅にはデパートも隣接していたので、そのデパートでしばし
の探索を。
中にスーパーがあったので、ちょっと見てみる。
タイには在住日本人が多いせいか、日本食がかなり置いてある。というか、値段は少々高い
(納豆3ケ入りが約300円)のだが、ほとんどの日本食が揃う。調味料関係もほとんど置いて
ある。「こりゃ生活できるな」とちょっと思った。

        BTSの駅


そしてそろそろ時間となり、お待ちかねのニューハーフショーの会場へ。
現地でもかなり有名な「マンボー」というところ。
ここは結構日本人観光客も来るらしく、松田聖子そっくりの人なんかもいる。内容も結構日本人
好みの嗜好に振っており、なかなか楽しめるものとなっている。
にしても、ニューハーフの方々、かなり綺麗。普通に会ったら、女性としてまったく疑わない。
(中にはお笑い系に入ってしまっている方も。でもそれはそれでなかなかいい味を出している)

800バーツでほぼ最前列に座れ、1時間のショーなのだが、添乗員さんの言っていた通り、一度
は見てみる価値のあるものである。
(しかし最前列に座ると、ニューハーフの方の餌食に。目が合った瞬間に馬乗りされたり、挙句
の果てにはステージに拉致されたりする。)

ショーが終わると、ロビーに出演者の方々が勢ぞろいしている。40バーツをチップにあげると、
一緒に写真を撮らせてくれる。なので、記念に松田聖子似の方と嫁さんのツーショットを撮る。

       マンボー正面                 ステージのひとこま
  

なんだかんだで今日も一日タイを満喫。
すでに時間は11時過ぎ。なので、タクシーを拾いホテルへ。
マンボーからホテルは約10km。日本であれば深夜3割増しで3〜4000円は取られる。しかし
ホテルに到着した時のメーター表示は”85バーツ”。安い!チップで5バーツあげたのだが、
それでも90バーツ。つまり日本円で300円程度。
いかに日本の公共機関が高いか、よ〜くわかる一瞬である。


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